どんなふうに行われているの?EMC試験の方法について

ノイズの強さを測るエミッション測定

EMC試験は大きく分けて二つの方法があり、一つ目がノイズの強さを測るエミッション測定です。電気製品は少なからずノイズが発生するため、ノイズの測定方法も細かく規定されています。電波は目に見えないものなので、ノイズを実感するのはなかなか難しいかもしれません。ノイズは電気製品の中から放出され、さまざまな形で周囲に影響を与えます。テレビの近くでドライヤーを使ったときに、画面が乱れてしまったことはないでしょうか?ノイズを正しく測定することで、電気製品を快適に利用できる環境も整えられます。ノイズの強い製品は距離をとって使うなど、電波の影響を最小限に抑えることも大事でしょう。

静電気放電の影響を調べるイミュニティ測定

EMC試験で二つ目の方法が、静電気放電の影響を調べるイミュニティ測定です。空気が乾燥している時期に、パチッと静電気が発生するのはよくあることですよね。これは物体間で電荷が移動する現象で、パチッとした瞬間にはノイズも発生しています。ごくまれに静電気で電子機器が故障する場合もあり、ノイズといってもその影響は大きいものです。そのため電気製品は静電気放電によって、誤動作など異常が発生しないか検査されています。対象となるのはスイッチやタッチパネルといった、人の触れる可能性がある部分です。規定されている試験項目をクリアしたものだけが、商品として製品化されています。ノイズ対策が十分に行われているので、誰でも安心して利用することができます。

EMCとは、製造用語です。電気製品の発するノイズにより、トラブルがおきないように試験を行うのが、EMC試験になります。